私の喜びをあげたい

13人とのあれこれ。

久々に「聴いてもらった」話

 

私たちが愛する限り、

「音楽」は消えない。

 

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こんにちは!mintです。ブログを書くのは随分久しぶりですね。もうすっかり春になってしまいました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

 

さて、Twitterでお世話になっている方はご存知かもしれませんが、実は4月後半からほんの少しお休みを頂いておりました。現在遅ればせながら「ひとりじゃない」の供給に溺れている所存です…

 

その空白の(?)期間にしていたことについて今日はお話ししたいと思います。今回は13人の話…というより「音楽」全般の話、そして私個人の話が多いです。

 

音楽を「聴く側」ではなく、音楽を「聴いてもらう側」として感じたことを綴ります。良かったら最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 

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まず、この期間に何をしていたか?ということからですが、とっても簡潔に言ってしまうと「音楽活動」をしていました。簡潔すぎて分かりにくいので補足しますね…

 

この記事最初の画像でお気づきかとは思いますが、私は趣味でクラリネットを演奏しています。そう、我らがウジさんも演奏しているあの楽器です。(SEVENTEENにハマってから彼がクラリネットを吹けることを知ってとても驚いた記憶があります)

 

と言ってもプロみたいに演奏で食べているというわけではなく、今はあるアマチュア団体にクラリネット奏者の一員として所属しています。その団体の定期演奏会が先日あり、練習のために少しの間不在にしておりました。

 

 

…とすごい淡々と書いてきましたが、実はこれ今の社会の状況を考えると結構凄いことをしているんですよね。

 

そもそも「演奏会を行う」ということ自体、世界が変わってしまった今では本当に難しいこと。楽器を演奏する時にはどうしてもマスクやフェイスシールドを外さなければならないために、ピアノや合唱などのコンサートよりも行うことは厳しいという現状です。

 

また、感染対策を行うという条件のもとで演奏会の予定を立てれたとしても、それに臨むまでの期間も苦労の連続でした。対面でみんなで集まって練習をすることが長期間出来なかったからです。事実、私が所属する団体でも演奏会に向けて集まって練習が出来たのは半年間の中で合計2か月ほど。初めてメンバー全員で合奏が出来たのはなんと演奏会の1か月前でした。今までであれば考えられません。明らかに練習不足…。

 

集まって練習が出来なくても自宅で個人練習はしていましたが、いつ対面での練習が再開されるか分からずモチベーションは下がるばかり。加えて社会の状況は少しずつ悪化していき、「もしかしたら演奏会が中止になってしまうかも…」と思いました。時には「逆に中止にした方が良いかもしれない」とまで思ってしまったことも。「練習不足でも披露することに意味はあるのか?感染のリスクを犯してまで演奏会を開催する意味は何なのか?」を家にいる間ずっと考えていました。

 

そんな中、演奏会1ヶ月前に初めて合奏を行った時、強く感じたことがありました。

 

 

音楽は、楽しい。

みんなで音楽を作ることはとても楽しい。

心からそう思いました。

 

 

自分だけじゃない、他の楽器の音も混ざって1つの曲が出来上がっていくこと。他の人に聞いてもらってアドバイスをもらうことで、より良い音楽になっていくこと。ホールいっぱいに自分が吹いた音楽が広がっていくその感覚。「この曲のこの部分難しいよね」「このハモリのとこがめちゃくちゃ好き」、そんな音楽に関する他愛もない話も、世界が変わる前は当たり前だと思っていたそれら全てが本当に楽しかった。そして、それらが今まで出来ていたことは本当にありがたいことだったんだと改めて気付くことが出来ました。

 

練習が再開される前、「演奏会をやることに意味はあるのか?」と思っていた私ですが、自分が練習に熱心になっていくうちに、そして私と同じようにメンバーが一生懸命に練習しているのを毎回見ているうちに、「こんな状況だからこそ演奏会をやりたい」と強く願うようになりました。演奏会をやるということ自体に何か意味があるのだと。私たちの音楽を楽しみに待ってくれている人たちが元気になれるような演奏をしたいと。今までにも多くの機会がありましたが、こんなにも「演奏会を絶対に開催したい」と思ったのは今回が初めてだったように思います。

 

 

そして先日、感染対策を十分に行い、お客様も通常よりも少ない人数に制限した上で、無事に演奏会を開催することが出来ました。

 

久しぶりに立った、とても大きくて綺麗に音が響く会場。久しぶりに聴いたお客様からの拍手。久しぶりに見たキラキラしたあの光景。これから一生忘れることはないと思います。いや、忘れてはいけないと思います。演奏会が終わった後、沢山の方から「お疲れ様」「ありがとう」という言葉を頂きました。心がとてもあったかくなりました。嬉しかった。本当に嬉しかった。これも忘れることは出来ません。

 

直前まで開催が危ぶまれていた中で、少しでも良い音楽を届けようと必死になったこの1ヶ月。本当に忘れられない経験になりました。

 

「音楽が大好きだ」と改めて思いました。

 

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今、「娯楽」というジャンルは文字通り危機に晒されています。プロアマ問わず、です。「音楽」に関して言えば、私の大好きな13人もまだオンラインライブしかできないし、日本の歌手の方でも対面ライブを行っている方は本当に少ない。今回私は「奇跡的に」演奏会を行なうことが出来ましたが、未だに人に披露することが出来ない、このような状況からその機会を絶たざるを得ない部活動、団体が多くあります。そのような話を聞くたびに辛くなる。胸が苦しくなる。誰も悪くないのがまた辛くてやるせない。自分の好きなことを、やりたいことを諦めていく方を私も何人も目にしてきました。

 

私が音楽を「聴いてもらう側」の立場から、私と同じような方に伝えたいことは、「どんな時も音楽を好きでいて欲しい」ということです。

 

今までのように出来なくても、音楽を愛して、音楽を聴き続けてくれる人がいる限りは音楽は消えない。音楽を好きであれば、一度離れてもまた戻ってこれる。少なくとも、戻る場所が「完全に」無くなることはないと、私は思います。

 

とは言いつつも、多くの団体が活動休止に追い込まれていたり、解散という道を選ばざるを得ない状況であることは事実。一刻も早くこれまで通りに音楽活動が、娯楽を提供することが出来るようになることを祈るばかりです。

 

 

そして今私は、音楽を「聴く側」として出来ることを考えています。現場に行けないけれど、モチベーションは下がりがちだけど、それでも出来ることは沢山あるはず。

 

13人のことで言えば、CDを買う。雑誌を買う。MVを見る。ストリーミングをする。もうすぐビルボードの投票や、カムバがあれば音楽番組の投票も始まります。私もまだ情報を集めて勉強している途中ですが、会えないからこそ力になりたい。色々出来ることを頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

今回も長くなってしまいました…ここまで私の話にお付き合い下さった方、本当にありがとうございます。このような状況下での「音楽」に対する思い、そしてどうやって13人やその他のアーティストに向き合っているのか、皆さまのお話もいつかお聞きしてみたいな…なんて思ってます。今回も下の方に24時間限定のマシュマロさん設置しました。良ければ皆さまの声、お聞かせ下さい(小声)

 

早く現場、欲し〜〜〜〜!!(結局)

 

 

これ以上長くなる訳にはいかないので本日はこの辺で。お相手はmintでした🐻‍❄️♥️

↑こぐまさんのためにちゃっかり絵文字変えた私でした(笑)

 

 

 

2021.05.05 mint.